積まれた本

ネット小説名作レビュー

月別: 2016年7月

(19件)

六月と蒼い月 by 金時るるの

あらすじ

 20世紀はじめ、中部ヨーロッパの孤児院で育った14歳の少女ユーニは、理由も分からないまま、性別と年齢をいつわって名門の男子校クラウス学園に入学させられる。ユーニは学校や街で出会ういくつもの事件をすぐれた洞察力によって解決し、家族のいない寂しさに悩みながらも、クラスメートや知り合いに助けられて何とか学生生活を続ける。ところがある時、偶然のきっかけから本人も知らないユーニの特異な素性が明らかになる。

カメの恩返し by ぴーくおっど

あらすじ

 フリーターの青年ヨシムラタクミはみじめな生活と孤独に疲れ、1人で過ごすクリスマスを嘆いていた。ラブホテルのゴミを見た時に彼の心は折れる。
俺、もう苦しいんだ、コマチ
 ペットのカメにタクミは言う。子ガメの時分に外で助けて以来アパートで飼っている雌のカメだ。それから不意の眠りに落ちたタクミが目を覚ますと、コマチが絶世の美女となって彼の前に現れた。

(作品非公開)秋葉原オーダーメイド漫画ラボ 〜どんな漫画でも作ります〜 by 隙名こと

あらすじ

 長年の夢をかなえて漫画家になった月並和助は、はじめての連載が打ち切られてあっさり廃業に追い込まれる。彼は絶望するが、守銭奴を自称する美少女、紙透叶絵に秋葉原でスカウトされ、彼女が社長を務める「株式会社オーダメイド漫画ラボ」に入社する。あらゆる漫画をオーダーメイドするその会社でくせのあるクライアントの依頼をこなすうちに、和助は紙透さんの波乱に満ちた過去を知り、彼女に惹かれる自分の気持ちに気づく。

東京トマト by きうい餅

あらすじ

 漫画家になるため半年前に家出した私は、東京から母へ手紙を出す。元気でやっています。実家のトマトが食べたいけど、東京のトマトもおいしいですと。その後私は出版社に自作の漫画を持ち込むが相手にされず、母へまた便りを書く。本当は東京のトマトより母さんのトマトが何千倍もおいしい。私はおいしいトマトなしには生きられません。食べに帰ってもいいですか。

河童を彼氏にした場合 by せっか

あらすじ

 学生の私は河童の河僂耶(かるや)とつき合っている。しかし、彼がいつも飄々としてあまりに淡白なので、ある時情緒不安定になって家に引きこもってしまう。河僂耶は差し入れを持って来たりして気にかけてくれるが、顔を合わせることのないまま河童の習慣に従って冬籠りに入ってしまった。河僂耶に会えない冬を悶々と過ごした後の花の時期に、私は2人がはじめて出会った河原へ出かける。

熊猫パンチドランカー by 藍澤ユキ

あらすじ

 都内のぼろアパートに引っ越した男子大生の晶良は、そこに住むパンクにいちゃんの勧誘によりロックバンド「熊猫パンチドランカー」に加入する。人を使うことを屁とも思わない女リーダーのシーナをはじめくせのあるメンバーばかりだが、ライブは大いに盛り上がり、晶良も何だかんだで楽しんでいた。活動を続けるうちに晶良はバンドのファンや中学の同級生の女の子からアプローチを受けるが、なかなか態度をはっきりさせない。

ふっかつのじゅもんが ちがいません by 権俵権助(ごんだわら ごんすけ)

あらすじ

 父のゲーム仲間「ゲームに青春を捧げる会」の3人を見つけ出して彼らの願いをかなえよ、という任務を両親に課された男子高生のあゆみは、幼馴染のハルカと一緒に任務をこなし、報酬として古いテレビゲームと1つのパスワード「ふっかつのじゅもん」を手に入れる。このゲームに「ふっかつのじゅもん」を入力すると、あゆみは1986年へタイムスリップし、学生時代の父と、テレビゲームから生まれた少女コン吉に出会う。

もしも矢沢永吉が桃太郎を朗読したら by 星井七億

あらすじ

 昔々、お婆さんが川へ洗濯に行くとビッグな桃が流れてきたので、拾って切ってみると中から赤ん坊が生まれた。桃からうまれた子供。ヤバイ、って思ったよね。男の子は桃太郎と名づけられてすくすくと成長する。やがて、ドラマチックな生き方しかできない桃太郎は鬼ヶ島へ鬼退治に行くと言い出した。
(一部を作品より引用)

(作品非公開)in by Unknown

あらすじ

 みぞおちまで上げたずぼんに、服のすそを「イン」しなければ気がすまない奈良員介は、高校の学制服をもずぼんの中に入れてしまう。白い目で見られ人間不信におちいりながらもポリシーを曲げない彼は、ある日担任に呼び出され、ちゃんと制服を着なければ停学にすると告げられる。結局員介は停学をくらい、クラスの女子が員介の服装をまねたことで問題はさらに大きくなる。

ヒカリとホズミ by れみ

あらすじ

 そっくりで見分けのつかない双子の姉妹、ヒカリとホズミ。しかし妹のホズミは、何をやっても姉の方が「ほんのちょっとだけ」すぐれていることにコンプレックスを持っている。友達のりん子は、ホズミに自信を持たせるため、ホズミの方がすぐれているところを見つけ出して姉のヒカリと勝負させる。

零士 by シルベスター・スタコーン

あらすじ

 さえないEDの三十路男、零士は義理の息子、輝貴に妻を寝取られて絶望する。彼は無人のボクシングジムで自殺を図るが、すんでのところでジムの会長が帰って来たため一命をとり留め、その縁からボクシングを始める。将来を嘱望されるプロボクサーである輝貴の顔にパンチをぶち込むため、年齢のハンデを乗り越えて零士はトレーニングに励みプロテストにも一発合格。順調に力を蓄えて、日本チャンピオンとなった輝貴に挑戦する。

心臓が弾ける音を聞く by 山田ひつじ

あらすじ

 アニメが大好きな女子高生、摩耶はその趣味を隠してクラスの中心人物の1人になった。でも、クラスメイトの亜衣に思いがけずオタクがばれてしまう。好きなものを隠してまで友達を維持しようとするのを見て、亜衣は摩耶をライブハイスへ連れて行く。そこで、ステージへ上がった亜衣は
好きなものを好きって言えない人生はクソだ!
 と言って摩耶にアニメソングを歌わせる。
(一部を作品より引用)

ピストルがほしい by 両角忘夜

あらすじ

 小学生の頃あたしと遊んでいた2歳年上の高木君は、中学生になってからひどいいじめを受けて重傷を負い、家族そろってどこかへ引っ越してしまう。
 高校卒業後うどん屋でアルバイトを始めたあたしは、駅前の公園で高木君と再会する。手に入れたピストルで、むかし自分をイジメた奴らを殺したい、と語る高木くんに、あたしは何となく、一杯のうどんを食べてもらいたいと思う。
(一部を作品あらすじより引用)