積まれた本

ネット小説名作レビュー

月別: 2016年8月

(12件)

能力はオッサン召喚魔法!? by 龍になれなかった鯉は仕方なく鯉のまま空を飛ぶ

あらすじ

 異世界に転移した14才の女の子、佐藤チカは、どういうわけか英国紳士風のオッサンを呼び出す魔法が使える。だが、現われる度にチカに余裕の流し目を送るオッサンはとても弱く、身代わりにするぐらいの役にしか立たない。1年後、紳士に加えて筋肉ムキムキのオッサンも呼び出せるようになったチカは、巨大なドラゴンのすむ洞窟を探検する。

虚構世界の弓使い by 釜飯より生まれし男

あらすじ

 極度のあがり症である小日向瀬奈は、女子校に入学しても相変わらず「ぼっち」だった。あがり症改善の目的もあり、瀬名はクラスメートの話を横聞きして興味を持った「アナザー・ディメンション・ワールド・オンライン」というVRMMOを親に買ってもらう。ゲームの中の瀬奈は趣味でやっているアーチェリーの腕前と偶然の幸運によってあっという間に力をつけ、「姿なき弓兵」のあだ名を持つ有名人になる。

金魚の棲む森 by 吉川蒼

あらすじ

 夏休み、学生の那弥子は両親の不仲のせいで1人でおばあちゃんの家に遊びに来ていた。近所の神社のお祭りで、彼女は金魚のお面を頭にのせた自分と同じ年頃の男の子を見かける。不思議な雰囲気を持つ彼を無意識に追いかけるうちに、那弥子は人食い妖怪の住む森に迷いこみ、そこで彼と言葉を交わした。「金魚」を名乗る少年はなぜか那弥子のことを知っていた。

手紙と剣と by quiet

あらすじ

 大学のサークルでアニメを見る毎日を送る俺は、よくおかしな夢を見る。いつもかわいい女の子が出て来て、勇者の証である手紙と剣をさし出し「世界を救って」と頼む。しかし俺は何もしない。夢の少女はやがて「救われない世界を諦めて生きることにしたよ。私は幸せだ」などと言い出し、ついにはこんなことを言う。君はどうしようもない世界を変えてやろうと思った。でも振るうべき剣がなかったんだ。

恋に落ちるコード.js by 足羽川永都(エイト)

あらすじ

 どこか(多分福井県)にある高校の情報処理部で活動している瀬尾絵子は、同級生の部長、篠宮樹里からプログラミング言語 JavaScript の手ほどきを受ける日々を送っている。樹里は奇妙なたとえ話や例文を持ち出して絵子をからかうが、絵子が JavaScript を勉強しているのも実は樹里に教えてもらえるからだった。

犬だって取引はする by トカゲ

あらすじ

 『フランケンシュタイン』のリバイバル上映を見に映画館へやって来た男子高生の秋色。しかし、1人の男が拳銃を発砲したため、劇場はパニックにおちいる。男は秋色に銃口を向け
俺と一緒にディズニーランドに行こう
 と言って彼を誘拐する。死ぬ直前に妹の春風がディズニーランドに行きたいと言っていたが、そのことが関係しているのだろうか。警察の手を逃れ、ぼろぼろのボルボに乗って彼らはディズニーランドを目指す。

たたかうアイカツ!おじさん by 権俵権助(ごんだわら ごんすけ)

あらすじ

 36歳の会社員、権俵権助は少女向けカードゲーム『アイカツ!』を好きになってしまった「アイカツおじさん」だ。世間体を気にしながらゲームコーナーで『アイカツ!』をプレーし、アニメも見るしライブにも出る。『アイカツ!』は生活の一部になっていた。
 だが2016年正月のライブで『アイカツ!』の終了が告知される。権助はショックを受けるが、コンテンツが移り変わる事実を受け入れ『アイカツ!』の最後を見届ける。

27歳の私に魔法少女のオファーがきたのだが by まだまだ黒猫

あらすじ

 日曜日の朝、ジローと名乗る二足歩行の猫に起こされた美咲は、魔法少女になってくれと依頼される。美咲が少女を名乗るには厳しい27歳であることを告げるとジローはがらりと態度を変えるが、何かの解決案を思いつく。魔法少女にふさわしい歳へ若返ることを期待する美咲に対し
魔法女性になって欲しいんだ!
 とジローは改めて依頼する。
魔法女性って言葉初めて聞きましたが
(一部を作品より引用)

ココロマテリアル by 七瀬楓

あらすじ

 高校生の志郎は、トランプの罰ゲームとして学園のマドンナ、山桜雫に恋の告白をする。誰もがふられると予想したが、思いがけず彼らはつき合うことになった。実は志郎の幼馴染である雫は、人知れず彼を想っていたのだ。しかし雫の日記を読んだ志郎は、雫が彼をストーキングしているとんでもない女であることを知る。雫の存在は志郎の負担になるが、小学生の頃彼女を突き放したことへの負い目もあり、彼は雫の相手を続ける。

サイコパスハンター・黒野零 by 春風小夏

あらすじ

 地方都市の警察署に勤務するグラマーな女性刑事、笹原杏里は就任後はじめて事件を任される。だがそれは動機不明の猟奇密室殺人というとんでもないものだった。事件は連続殺人に発展し、被害者がみな若い女性で、遺体から子宮が持ち去られ、子供の頃神隠しにあっているという共通点があった。マンションの監視カメラからは犯人の映像も手に入るが、その男には、のっぺらぼうのように顔がなかった。

ゴミ部屋世界 by okera

あらすじ

 俺の部屋はゴミに埋もれて足の踏み場もない。俺は極度の人見知りで大学へ行くだけでへとへとに疲れてしまう。ゴミではあっても、物に囲まれている方が不安が和らぐ気がした。
 冬の近づく寒い日に、俺は高校生の頃好きだった女の子とバス停にいる夢を見る。目を覚ました後も親切だった彼女のことを思うが、臆病な俺は連絡をとろうとはしなかった。