積まれた本

ネット小説名作レビュー

月別: 2016年10月

(12件)

暗殺100人できるかな by 湯のみ

あらすじ

 キャルステン王国一の暗殺者クロネコは隣国の首都リンガーダブルグの住人を1月以内に100人殺してほしいという依頼を受ける。彼は報酬の高さが気に入って引き受けるが、未曾有の連続暗殺者に対して隣国も黙ってはいない。クロネコは腕利きの剣士たちに挑まれ、集団で追い詰められたりもしながら命からがら生き延びるが、ついには1人で1000人分の戦力を持つという魔法使いを差し向けられる。

(作品非公開)定時姫 by Unknown

あらすじ

 わたしは定時であがるのがだいすき。みんな残業してるからとか、ひんしゅく買うかなとか、そんなばかみたいなことはどうでもいい。
 私の頭の中の君はみんなにきらわれて、教室の窓からいつも外を見ている。君が今日も光速で学校を去るなら、わたしも光速で職場を去る。わたしといっしょにきらわれよう。
(一部を作品より引用)

少女漫画じゃない! by 水無 仙丸

あらすじ

 高生二年生の鬼塚夢見は、片思いの一ノ瀬君と素敵な恋をするため縁結びの神社で少女漫画の神が宿る勾玉を手に入れる。だけど、古くさい不良にからまれたりトレジャーハンターにからまれたりでどうも様子がおかしい。実は神主の間違いのせいで、夢見の勾玉は少年漫画の神の勾玉と入れ替わっていたのだ。それでも運よく一ノ瀬君に近づくチャンスをつかむが、彼も実は推理漫画の神にとりつかれていた。

男子の仕事 by プロッター

あらすじ

 一流の国鉄機関手である父は私のほこりだった。私たち一家の暮らしも蒸気機関車とともにあった。でも、私たちの住む広島の鉄道にもとうとう電化の波が押し寄せ、父は大好きな蒸気機関車から電車への鞍替えを余儀なくされる……。と思ったら母が言った。
広島よりも西はまだ蒸気機関車のままなんじゃありません? ならば私たちがそこへ引っ越せばいいじゃありませんか。

J-POPによくある歌詞だらけの桃太郎 by 星井七億

あらすじ

 昔々、おじいさんとおばあさんが都会の人混みの中でいつしか自分を見失いそうになっていました。ある日おばあさんが川で拾って来た大きな桃を割ると中から赤ん坊が現れました。桃太郎と名づけられた男の子はすくすくと成長し、やがて鬼退治の旅に出ます。桃太郎は臆病な自分を乗り越えて鬼退治へと小さな一歩を今確かに踏みしめていきました。
(一部を作品より引用)

幻想ニライカナイ―海上の道― by ハコ

あらすじ

 第二次大戦末期の沖縄で、日本陸軍の歩兵、宮田邦武は敵軍の艦砲射撃から逃げるうちに、現世から隔たった小さな海岸に迷いこむ。そこでは沖縄の巫女の「祝女(ノロ)」である若い女性、マヤが1人で暮らしており、帰ることのできなくなった宮田もマヤとそこで過ごすようになる。考古学者だった宮田はマヤが語る沖縄の楽土ニルヤ、すなわちニライカナイに思いを馳せて様々な考察を行うが、もといた世界の恋しさから脱出を試みる。

作家になりたい人が多すぎる by 斎藤真樹

あらすじ

 自費出版事業を行う弱小企業「蕾花社」に勤める派遣社員の私は、アマチュア作家たちが持ち込むとんでもない原稿と毎日戦っている。しかし中には意外におもしろいものもあり、そういう小説をブラッシュアップして世に送り出すのが仕事のやりがいだ。ある時、私の担当で自費出版したファンタジー小説『天恵の魔法機械』がそこそこ有名な文学賞を勝ち取り、蕾花社はにわかに注目を集める。