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27歳の私に魔法少女のオファーがきたのだが by まだまだ黒猫

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あらすじ

 日曜日の朝、ジローと名乗る二足歩行の猫に起こされた美咲は、魔法少女になってくれと依頼される。美咲が少女を名乗るには厳しい27歳であることを告げるとジローはがらりと態度を変えるが、何かの解決案を思いつく。魔法少女にふさわしい歳へ若返ることを期待する美咲に対し
魔法女性になって欲しいんだ!
 とジローは改めて依頼する。
魔法女性って言葉初めて聞きましたが
(一部を作品より引用)

レビュー(ネタばれ注意)

 魔法少女のスカウトを題材にしたコント。すぐに読めるしギャグがとてもおもしろいので、興味の湧いた人には是非一読することを勧める。人語を話す猫や魔法少女 (魔法女性) が登場するファンタジーの体裁をとっているが、実際の内容はジョーク主体のコントだ。数えてみたら、6分で読める3000文字弱の小説の中に、約23個のギャグが織り込まれていた。15秒につき1つの冗談が楽しめる計算になる。すばらしいテンポのよさではないだろうか。
 特に私がおもしろいと思ったのは以下のシーン。

・美咲の歳を知ってジローが手の平を返すところ
・「魔法女性って言葉初めて聞きましたが」と美咲が言うところ
・若返りたくなんかないと言いながら、若返ることができないと分かった時に美咲が悪態をつくところ
・四川風担々麺のリズムで魔法のステッキをふるところ
・猫の妖怪を退治するところ

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