積まれた本

ネット小説名作レビュー

カテゴリー: 学園もの

(11件)

マッハ姉さん by こてさきのてばさき

あらすじ

 西日に燃える髪をなびかせ、際どくまくれたスカートの裾を見せつけて、マッハ姉さんは自転車をこぐ。その速度は尋常ではなく、自動車すら追い抜きかねないように感じられた。そのスピードとスカートの裾に魅せられた男子小学生たちは、超速い女子高生、マッハ姉さんの走行を止めることをもくろむ。

マインスイーパ ~二人の地雷処理者~ by 夜行一儀

あらすじ

 大学で人気の美女、横井かすみの一声で始まったマインスイーパ大会(※)。高校以来かすみに片想いするマインスイーパプレーヤー、鮒木も彼女に請われて参加する。男の意地にかけても、かすみの恋人、銀崎に負けるわけにはいかないが、敵の実力は鮒木の想像を遥かに超えていた。
(※マインスイーパは数独などと同系統のフリーPCゲーム。)

ミツバチを抱いて眠る夜 by まな

あらすじ

 中学生のルリ子は時々大きなミツバチの夢を見る。彼女は巨大なミツバチに抱え込まれて腹を刺され、どろりとした血を流すのだ。ミツバチの夢を見た日には生理がある。
 ルリ子は、自分を刺すし羽音もうるさいミツバチが嫌いだ。彼女の周りに集まる自分勝手な人間たちもミツバチと変わらない。ルリ子は悪い子になって彼らを傷つけたい欲求を抱く。

へこんだ時にはカフカの言葉がよく沁みる(三十と一夜の短篇第7回) by 猫の玉三郎

あらすじ

 エイリアンの産卵のものまねをしてあごが外れた少年と、晩ご飯のメニューをかっこよくアレンジしたノート(例:聖剣エクスカリバーで刻まれし純白のTOFU)をSNSに公開された少年。胸の痛みにたえる若い彼らを、文豪カフカのネガティブな名言がそっとなぐさめる。

蝶が選ぶ鼻 by プロッター

あらすじ

 女子高生の裕子がうたた寝から目を覚ますと、何と自分の鼻の上でちょうちょがさなぎになっていた。鼻のさなぎのせいで裕子はみんなからちやほやされて新聞の取材まで受ける。同級生の幸子はそれがうらやましくて、自分の鼻にもさなぎをくっつけるため博物館の温室へ出かけた。

少女漫画じゃない! by 水無 仙丸

あらすじ

 高生二年生の鬼塚夢見は、片思いの一ノ瀬君と素敵な恋をするため縁結びの神社で少女漫画の神が宿る勾玉を手に入れる。だけど、古くさい不良にからまれたりトレジャーハンターにからまれたりでどうも様子がおかしい。実は神主の間違いのせいで、夢見の勾玉は少年漫画の神の勾玉と入れ替わっていたのだ。それでも運よく一ノ瀬君に近づくチャンスをつかむが、彼も実は推理漫画の神にとりつかれていた。

ココロマテリアル by 七瀬楓

あらすじ

 高校生の志郎は、トランプの罰ゲームとして学園のマドンナ、山桜雫に恋の告白をする。誰もがふられると予想したが、思いがけず彼らはつき合うことになった。実は志郎の幼馴染である雫は、人知れず彼を想っていたのだ。しかし雫の日記を読んだ志郎は、雫が彼をストーキングしているとんでもない女であることを知る。雫の存在は志郎の負担になるが、小学生の頃彼女を突き放したことへの負い目もあり、彼は雫の相手を続ける。

六月と蒼い月 by 金時るるの

あらすじ

 20世紀はじめ、中部ヨーロッパの孤児院で育った14歳の少女ユーニは、理由も分からないまま、性別と年齢をいつわって名門の男子校クラウス学園に入学させられる。ユーニは学校や街で出会ういくつもの事件をすぐれた洞察力によって解決し、家族のいない寂しさに悩みながらも、クラスメートや知り合いに助けられて何とか学生生活を続ける。ところがある時、偶然のきっかけから本人も知らないユーニの特異な素性が明らかになる。

(作品非公開)in by Unknown

あらすじ

 みぞおちまで上げたずぼんに、服のすそを「イン」しなければ気がすまない奈良員介は、高校の学制服をもずぼんの中に入れてしまう。白い目で見られ人間不信におちいりながらもポリシーを曲げない彼は、ある日担任に呼び出され、ちゃんと制服を着なければ停学にすると告げられる。結局員介は停学をくらい、クラスの女子が員介の服装をまねたことで問題はさらに大きくなる。

心臓が弾ける音を聞く by 山田ひつじ

あらすじ

 アニメが大好きな女子高生、摩耶はその趣味を隠してクラスの中心人物の1人になった。でも、クラスメイトの亜衣に思いがけずオタクがばれてしまう。好きなものを隠してまで友達を維持しようとするのを見て、亜衣は摩耶をライブハイスへ連れて行く。そこで、ステージへ上がった亜衣は
好きなものを好きって言えない人生はクソだ!
 と言って摩耶にアニメソングを歌わせる。
(一部を作品より引用)