積まれた本

ネット小説名作レビュー

タグ: 動物

(14件)

日辻芽太の快適羊生活! by 沢丸 和希

あらすじ

 天然パーマがチャームポイントの高校生、日辻芽太が目を覚ますとなぜか見知らぬ世界にいて、しかも羊になっていた。運よくモファット王国の美姫ミルギレッドに飼われることになった芽太は、毎日みんなにちやほやされる羊生活をエンジョイしていたが、ある日飼い主の危機を知り、彼女を害さんとする悪人の野望を阻むため、身を挺してミルドレッドの救出に向かう。

うまれる by あおいはる

あらすじ

 両親を失って叔母さんのアトリエで暮らすぼくは、写真とモササウルスが大好きだ。これまでぼくは4人のぼくを別にうみ出してきた。ギャンブルにはまったり、女の世話になりつつ小説を書いたり、鉄工所に勤めたり、自由なフリーター生活を送ったり、していることは様々だ。今、ぼくの一部を吸収して、新たなぼくがもう1人うまれようとしている。モササウルスや写真への熱は吸いとらないでほしい。ほんとはもう、うむのは嫌だった。

みにくい羊 by 緋みつ

あらすじ

 あたたかな暗闇の中で、死にたどり着くために、私は羊の数を数える。しかし私の代わりに、柵を乗り越えられない羊たちが真っ黒な血を流して死んでいく。百数えてはふり出しに戻り、また百数えては最初に戻る私に、薄汚れた羊たちが「はやくねむれ」と催促する。

家畜の檻 by 豆宮 ふう

あらすじ

 食肉用の家畜として育った少女めめは、外の世界で暮すために、仲間の少女ぽっぽ、少年みみとともに農場を脱走する。その日のうちに彼らは街で偶然出会ったノダという教師の家に匿われることになった。
 ある日酒に酔ってくだを巻くノダはめめを襲おうとする。そのこともあって農場の外に暮らす人間たちのけがらわしさに幻滅しためめは、自ら農場に帰ることを決める。

週末陰陽師 ~とある陰陽師の保険営業日報~ by 遠藤遼

あらすじ

 不世出の天才陰陽師、小笠原真備は世渡りが下手なために陰陽道の第一線である陰陽庁から下野し、しがない保険営業マンとして働いている。平日は会社に勤め土日に悪霊を調伏する「週末陰陽師」として活動する彼は、保険の営業を通じて、育ちのいい20歳の女性、二条桜子と知り合う。桜子に紹介してもらう顧客の周りにはなぜか霊が多く、彼女自身もある日悪霊に襲われてしまう。

アイスキャンディを売り歩くペンギンの団体 by あおいはる

あらすじ

 高校卒業後、あたしの恋人はアイスキャンディを売り歩くペンギンの団体に入った。彼が言うには、ペンギンが雪に木の棒をすっと突き刺し、すすっと引き抜くと、アイスキャンディができているという。ペンギンのつくるアイスキャンディが気になって、あたしは日に日に眠れなくなり、恋人のことも思い出せなくなっていた。
(一部を作品より引用)

綿の木 by ハインリッヒ富岡

あらすじ

 地面に生える綿の木はある日、自由に海を泳ぐ魚になりたいと思いました。でも魚は犬になって陸地を歩きたいと思っており、犬は鳥に、鳥はライオンに、ライオンは人間になりたいと考えていました。そして人間は思いました。
「あー女子高生のパンツになりてー。」
 綿の木は女子高生のパンツになりました。
(一部を作品より引用)

話す魚 by 富山 晴京

あらすじ

 僕の家の壁や床の中を魚が泳ぐようになった。はじめは恐かったけど、やがて無害であることが分かってなれてきた。ある日魚が口をきいた時はさすがに驚いたが、その後はやつらとも仲よくなり、ドストエフスキーのことなんかを含めて色々な話をした。

金魚の棲む森 by 吉川蒼

あらすじ

 夏休み、学生の那弥子は両親の不仲のせいで1人でおばあちゃんの家に遊びに来ていた。近所の神社のお祭りで、彼女は金魚のお面を頭にのせた自分と同じ年頃の男の子を見かける。不思議な雰囲気を持つ彼を無意識に追いかけるうちに、那弥子は人食い妖怪の住む森に迷いこみ、そこで彼と言葉を交わした。「金魚」を名乗る少年はなぜか那弥子のことを知っていた。

27歳の私に魔法少女のオファーがきたのだが by まだまだ黒猫

あらすじ

 日曜日の朝、ジローと名乗る二足歩行の猫に起こされた美咲は、魔法少女になってくれと依頼される。美咲が少女を名乗るには厳しい27歳であることを告げるとジローはがらりと態度を変えるが、何かの解決案を思いつく。魔法少女にふさわしい歳へ若返ることを期待する美咲に対し
魔法女性になって欲しいんだ!
 とジローは改めて依頼する。
魔法女性って言葉初めて聞きましたが
(一部を作品より引用)

カメの恩返し by ぴーくおっど

あらすじ

 フリーターの青年ヨシムラタクミはみじめな生活と孤独に疲れ、1人で過ごすクリスマスを嘆いていた。ラブホテルのゴミを見た時に彼の心は折れる。
俺、もう苦しいんだ、コマチ
 ペットのカメにタクミは言う。子ガメの時分に外で助けて以来アパートで飼っている雌のカメだ。それから不意の眠りに落ちたタクミが目を覚ますと、コマチが絶世の美女となって彼の前に現れた。

ヒカリとホズミ by れみ

あらすじ

 そっくりで見分けのつかない双子の姉妹、ヒカリとホズミ。しかし妹のホズミは、何をやっても姉の方が「ほんのちょっとだけ」すぐれていることにコンプレックスを持っている。友達のりん子は、ホズミに自信を持たせるため、ホズミの方がすぐれているところを見つけ出して姉のヒカリと勝負させる。