積まれた本

ネット小説名作レビュー

タグ: ローカルねた

(9件)

埼玉にはなぜ魅力がない? by 榊原 隼人

あらすじ

 都道府県魅力度ランキングで埼玉県は44位だった。いくら何でも順位が低すぎる。生粋の埼玉県民である著者は、それを見かねて埼玉を称える文章を書こうとした。でも、やっぱり無理だと思って割とあっさり諦め、代わりに埼玉に魅力がない理由を考えることにした。
 「ダ埼玉」の流行語、観光地の偏り、東京との関係、朝ドラの失敗などの観点から、割と地元愛の強い著者が、埼玉県に人気が出ない原因を解明する。

ローカる埼玉 〜埼玉県民も知らない!? 知って得しない埼玉の初耳学〜 by 榊原 隼人

あらすじ

 埼玉県の日本一や、ひらがなの県庁所在地が生まれたいきさつ、矛盾した特産品のブランド名の秘密など、「知って得しない」けどおもしろい埼玉県の無駄知識を、埼玉で生まれ育ち、「割と地元愛が強い」著者が詳しく紹介する、読みごたえ抜群のエッセイ。

New World! 大阪のオバチャンが魔王になって、魔族の国家に<新世界>を作る話 by 森田季節

あらすじ

 魔王の26番目の子供である美貌の王女ユーフィリアには、前世の記憶によって特殊な方言を話すくせがあった。強大な力を持つために「オサカーの虎」と呼ばれ、親しみやすい人柄から多くの人望も集めていた彼女は、先代魔王の死後に勃発した戦争を制して新しい魔王となる。やはり前世の記憶を引きずるユーフィリアは、荒廃した王都を復興し、笑いのたえない街を創り上げる「新世界」計画を立ち上げた。

ひやかす by 駅員3

あらすじ

「ひやかす」という言葉は、江戸のリサイクル業社が再生紙の材料にする古紙を水で「ひやかし」ている間に、吉原の遊女をからかいに行ったところから生まれたらしい。この職人たちが作っていたのは江戸時代のトイレットペーパーであり、浅草紙と呼ばれたその紙は浅草のりの名前と関係があるとも言われる。

男子の仕事 by プロッター

あらすじ

 一流の国鉄機関手である父は私のほこりだった。私たち一家の暮らしも蒸気機関車とともにあった。でも、私たちの住む広島の鉄道にもとうとう電化の波が押し寄せ、父は大好きな蒸気機関車から電車への鞍替えを余儀なくされる……。と思ったら母が言った。
広島よりも西はまだ蒸気機関車のままなんじゃありません? ならば私たちがそこへ引っ越せばいいじゃありませんか。

幻想ニライカナイ―海上の道― by ハコ

あらすじ

 第二次大戦末期の沖縄で、日本陸軍の歩兵、宮田邦武は敵軍の艦砲射撃から逃げるうちに、現世から隔たった小さな海岸に迷いこむ。そこでは沖縄の巫女の「祝女(ノロ)」である若い女性、マヤが1人で暮らしており、帰ることのできなくなった宮田もマヤとそこで過ごすようになる。考古学者だった宮田はマヤが語る沖縄の楽土ニルヤ、すなわちニライカナイに思いを馳せて様々な考察を行うが、もといた世界の恋しさから脱出を試みる。

木下町子と夏休みたち by 桜草 野和

あらすじ

 映画監督になる夢を抱いて沖縄から上京した木下町子。でもそれは実現せず広告制作会社に入る。いつも忙しいし時々つらいこともあるが、毎年やって来る夏休みが町子の楽しみだ。
 夏休みには色々なことが起こり、何度か男との出会いもあった。だけど35歳になんなんとする町子は今も1人のままだ。酒に酔ってあほなことをしながらも、自分の人生や恋愛を考えずにはいられない。

恋に落ちるコード.js by 足羽川永都(エイト)

あらすじ

 どこか(多分福井県)にある高校の情報処理部で活動している瀬尾絵子は、同級生の部長、篠宮樹里からプログラミング言語 JavaScript の手ほどきを受ける日々を送っている。樹里は奇妙なたとえ話や例文を持ち出して絵子をからかうが、絵子が JavaScript を勉強しているのも実は樹里に教えてもらえるからだった。