積まれた本

ネット小説名作レビュー

タグ: フリーター

(4件)

作家になりたい人が多すぎる by 斎藤真樹

あらすじ

 自費出版事業を行う弱小企業「蕾花社」に勤める派遣社員の私は、アマチュア作家たちが持ち込むとんでもない原稿と毎日戦っている。しかし中には意外におもしろいものもあり、そういう小説をブラッシュアップして世に送り出すのが仕事のやりがいだ。ある時、私の担当で自費出版したファンタジー小説『天恵の魔法機械』がそこそこ有名な文学賞を勝ち取り、蕾花社はにわかに注目を集める。

カメの恩返し by ぴーくおっど

あらすじ

 フリーターの青年ヨシムラタクミはみじめな生活と孤独に疲れ、1人で過ごすクリスマスを嘆いていた。ラブホテルのゴミを見た時に彼の心は折れる。
俺、もう苦しいんだ、コマチ
 ペットのカメにタクミは言う。子ガメの時分に外で助けて以来アパートで飼っている雌のカメだ。それから不意の眠りに落ちたタクミが目を覚ますと、コマチが絶世の美女となって彼の前に現れた。

東京トマト by きうい餅

あらすじ

 漫画家になるため半年前に家出した私は、東京から母へ手紙を出す。元気でやっています。実家のトマトが食べたいけど、東京のトマトもおいしいですと。その後私は出版社に自作の漫画を持ち込むが相手にされず、母へまた便りを書く。本当は東京のトマトより母さんのトマトが何千倍もおいしい。私はおいしいトマトなしには生きられません。食べに帰ってもいいですか。

ピストルがほしい by 両角忘夜

あらすじ

 小学生の頃あたしと遊んでいた2歳年上の高木君は、中学生になってからひどいいじめを受けて重傷を負い、家族そろってどこかへ引っ越してしまう。
 高校卒業後うどん屋でアルバイトを始めたあたしは、駅前の公園で高木君と再会する。手に入れたピストルで、むかし自分をイジメた奴らを殺したい、と語る高木くんに、あたしは何となく、一杯のうどんを食べてもらいたいと思う。
(一部を作品あらすじより引用)