積まれた本

ネット小説名作レビュー

タグ: 海

(7件)

青に染まる by あおいはる

あらすじ

 まよなか、ぼくは青い夢を見る。青い絵の具を溶かした水の中にいて、となりにいる人はがぶがぶお酒をのみ、何かをさけび、うめいている。ぼくは、青い海の底で、青いワンピースをきた女の子と、青いソーダをのんで、ブルーハワイ味のかき氷を、たべている。青に染まる
(一部を作品より引用)

うまれる by あおいはる

あらすじ

 両親を失って叔母さんのアトリエで暮らすぼくは、写真とモササウルスが大好きだ。これまでぼくは4人のぼくを別にうみ出してきた。ギャンブルにはまったり、女の世話になりつつ小説を書いたり、鉄工所に勤めたり、自由なフリーター生活を送ったり、していることは様々だ。今、ぼくの一部を吸収して、新たなぼくがもう1人うまれようとしている。モササウルスや写真への熱は吸いとらないでほしい。ほんとはもう、うむのは嫌だった。

幻想ニライカナイ―海上の道― by ハコ

あらすじ

 第二次大戦末期の沖縄で、日本陸軍の歩兵、宮田邦武は敵軍の艦砲射撃から逃げるうちに、現世から隔たった小さな海岸に迷いこむ。そこでは沖縄の巫女の「祝女(ノロ)」である若い女性、マヤが1人で暮らしており、帰ることのできなくなった宮田もマヤとそこで過ごすようになる。考古学者だった宮田はマヤが語る沖縄の楽土ニルヤ、すなわちニライカナイに思いを馳せて様々な考察を行うが、もといた世界の恋しさから脱出を試みる。

ソニック・ストライカー by 高栖匡躬

あらすじ

 自衛隊パイロットを目指す高校生の松田涼子は戦闘機のオンラインシミュレーター『ソニック・ストライカー』のプレイを日課とし、上位者の指導で急速に順位を高めていた。
 一方米空軍では無人戦闘機ペガサスのハイジャック事件が出来する。事件後涼子は『ソニック・ストライカー』の運営会社から新シミュレーターのテストプレーヤーに選ばれ、ペガサスによる国会議事堂の爆撃を繰り返すが、ある時それが現実に起こってしまう。

ばあちゃんのタトゥー by 奥田徹

あらすじ

 夏休みにばあちゃんの家を訪れた私は、洗濯物を干す彼女の腕にタトゥーを見つける。若い頃、不良だった最初の彼氏とおそろいでに入れたが、その後別れたという。さばけた人柄のばあちゃんに高校を辞めたいことを話すと、「良いも悪いも色々だ」と言いながら中退経験者としての感想をきかせてくれる。それで気持ちが晴れた私は、一度断った両親との海水浴に合流するため海辺へ向かった。